2010/05/09



ドローイングもしています

私の絵を見るとこれは何を描いているのかと

訊く人が多いです

一番困る質問でして

大抵適当に答えてしまいます。

おそらく描く直前には何かをイメージしているのですが一枚の絵の中で
イメージする物は一つではなく多数であって
それはすべてくだらない一瞬の思いつきの固まりです
あ 大根おろし とか
あ 正方形 とか
あ スピーカー
あ 七宝焼 とか
そんなのが一枚の絵につまっているから
たぶんみた事の無い物になっているのです
絵なんだから関係のない物の固まりでいいんです
七宝焼とスピーカーが隣にいても良いんです

でも具体的な物に頼らないで
腕が行きたい方向に勢いよく動かす
その線から生まれた形を頼りに描く事も多いです。

でも絵を描く時にいつも対話している脳の一部があって
そいつは全然不確かな存在だけどでも私の中で一番信用している部分であって
それと対話しながら描いています

今言っている事も全部でたらめかもしれません
けど何を描いたなんて言葉にするのは
何でも良いと思います
何を言っても本当の事なのかはだれもわからない
わたしもわからない
答えは絵の中にある?
みえた物が答え


ことばは不確かな物
ことばは信用できない
ことばはでたらめ

でもことばがないと
伝わらない
ことばで
言いたい事もある

そんな事言っている私も他人の描いている事はとても気になる
他人の頭の中はどうなっているのかとても気になるものです
隣のあの子は何を考えているのか気になる

昨日は
全然手が動かない日だった
奥行きっていうことを考えたら
よくわからなくなった
むずかしい
奥行き
人気者になるための
奥行き
ふふふ





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