philip glass 『glassworks』
気になった曲があったので久しぶりにCDを買った
ドローンや反復といった起承転結をもたない音のプロセスをそのまま提示する彼の音楽は
ミニマルミュージックとよばれた(彼はそう呼ばれるのに否定的)
インド音楽のリズム構造に示唆を得たシンプルなリズム、パターンの際限のない反復
とそこからうまれる強いビートはクラフトワーク、トーキングヘッズなどロックに大きな影響をあたえたらしい
という知ったばかりのざっくりとした知識のひけらかし
最初はシリアスなメロディーとシンプルな音の繰り返しが心地よく病みつきになっていたのだが4回くらいリピートしたら
突然死にたくなってきた
母にもCDをきかせたところ同じように死にたくなるという感想だった
彼の曲は『めぐりあう時間たち』 という映画に使われているのだが
この映画がまた暗い。キコールキッドマンの暗さがはんぱない。出てくる女達みんな死にたい願望がある。
母はこのニコールキッドマンの暗い顔がずっと浮かんでしまうらしく死にたくなるらしい。
あまりこのCD聴かない方がいいわよととさえ言われた。
私は死にたくなる理由が映画だけでは無い気もするのだが
うまれて初めて死にたくなるのに聴きたくなるという恐怖の音楽にであった
※何度もリピートすることでこの現象はおこる
これは何日か前にものっけたやつ
これはとくに死にたくなる